2012年3月3日土曜日

ゴッホ 司馬遼太郎 オランダ紀行 タクシーの運転手になって幸せな家庭をつくるか


2月10日に通勤電車で今読んでいる司馬遼太郎先生の本について

書きましたが 帰りの電車で疲れて うとうとする事が多かったので

中々読書進んでなかったですが、オランダ紀行も終盤に入りました。


この本には オランダの画家 ゴッホについて 掘り下げて書かれています。

オランダのプロテスタントの牧師の子供として生まれたゴッホは

35歳の時 自分の左耳たぶを切り取り 37歳の時 ピストルで自殺しました。

生前は絵の才能を認められなかった。

ゴッホの絵は悲しみを伝え 観る人を疲れさせる。


ゴッホのような生涯よりも タクシーの運転手になって幸せな家庭をつくるか

あるいは大学を出て勤め人になり、仕事仲間と一緒に酒場に行って

愉快な会話を楽しむほうがずっといい (むろん、こういう言い方は、

多分に反語である。 じつはひとびとはその心の底に壮烈なものをもとめる

衝動があり、たとえ自分がそのようにならなくとも、ゴッホのような生涯を

幢憬する気分がある)。と書かれています。


この本の中に 司馬遼太郎先生は ファン・ゴッホ書簡全集を読み感銘を受けたと

書かれており 今度 私も読んで見たいと思っています。


司馬遼太郎先生はゴッホの絵がすきと書かれていました。



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